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実績が「何をしたか」の記録なら、ここは「なぜそれをしたか」を書く場所です。
2026/7/15
北海道の浦河町で働かせてもらっていたとき、道端に立つ石像が、誰かの本物のメガネをかけているのを見つけたことがある。誰が、いつ、どんな気持ちでかけたのかは分からない。でもそのメガネの奥に、見ず知らずの誰かのユーモアや体温のようなものを感じて、うまく言えないけれど胸が熱くなった。そのとき出会った社長さんにかけてもらった「そのままでいいんだよ」という一言も、今でもよく覚えている。 大学に入ってからは、旅先で有名な場所を回るより、ゲストハウスに泊まって、そこで出会う人と話すことのほうがずっと面白かった。結局、あとで思い出すのは景色よりも人だった。 最近はAIがどんどん便利になっていく一方で、人間らしさが少しずつ薄れていく感覚に、ちょっとした危機感を持っている。効率が良くなるほど、目の前にいる人がどんな人なのかを知る時間が、逆に減っていく気がする。 今でも、道が分かれた先にぽつんと残っている使われていない土地を見つけると、つい立ち止まってしまう。なぜここだけ残っているんだろう、誰かがここをどうにかしようとして、結局どうなったんだろう、と勝手に想像するのが好きだ。 こういう「モノや場所から、そこに関わった人を想像する」という癖が、そのままヒトマップの原点になっている。 ヒトマップでは、自己紹介の前に、まずその人が大事にしているモノを見てもらう。話を聞くより先に、モノに触れてもらう。言葉で説明されるより先に、モノを通して「この人はこういう人なんだろうな」と感じてもらいたい。有名な場所を見る旅行ではなく、人に会いに行く旅行を、ここから作っていきたい。 あなたの身の回りにある、大事にしているモノは何ですか。そこには、どんな人の想いが詰まっていますか。 加藤